負荷運転実施の際、商用電源を停電させなければ実負荷による点検ができない場合がある。
また、屋上や地階などの自家発電設備が設置されている場所によっては疑似負荷装置の設置が困難となり、装置を利用した点検ができない場合もある。
これらの問題を解消するために、従来の点検方法のあり方を科学的に検証し、改正を行いました。
負荷運転の実施周期は1年に1回でしたが、消防庁が負荷運転の代替点検方法として内部観察を追加しました。
これにより毎年、負荷試験または内部観察どちらかを選択、または予防的な保全策を講じられている場合は
負荷運転または内部観察を6年に1回に延長できるようになりました クリックして拡大
半年に1回 機器点検
①設置状況 ②表示 ③自家発電装置 ④始動装置 ⑤制御装置 ⑥保護装置
⑦計器類 ⑧燃料容器等 ⑨冷却水タンク ⑩排気筒 ⑪配管 ⑫結線接続
⑬接地 ⑭始動性能 ⑮運転性能 ⑯停止性能 ⑰耐震措置 ⑱予備品等
1年に1回 総合点検
①接地抵抗 ②絶縁抵抗 ③自家発電装置の接続部 ④始動装置
⑤保護装置 ⑥負荷運転または内部観察等 ⑦切替性能